HOME旅TOP社寺TOP>三十三間堂

三十三間堂(蓮華王院本堂) 国宝       京都市東山区  京阪七条駅 歩5分
出かけついでに寄ってみた。方広寺大仏殿の門と太閤さんの遺跡を確認するためである。 2007.1.22.

長寛2年(1164)後白河上皇が平清盛に命じて造らせたもの。80年後火災のためすべて焼失。文永3年(1266)に再建された。その後4度の大修理により700年間保存されている。お堂は入母屋・本瓦葺き・総檜造りで長さ120M、正面の柱間が33あることから言われたもの。本堂内には1001体の観音像がまつられる。中央の国宝・十一面千手千眼観音像と左右500体である。等身立像124体は創建時平安期のもので、800余体は鎌倉期再建のおりに16年をかけて復興された。
後白河上皇が院政を行った広大な敷地の中にこの本堂だけが残った。東側に法住寺が道路を隔ててあり、そこに上皇の御陵がある。

入り口
人の出入りと車の出口専用。

社務所
立派なもので、右はトイレです。    

法住寺殿跡碑
後白河法王院政の跡地。説明     

池泉
鎌倉時代の造園法で作庭。   

手水舎
夜泣き地蔵をまつる。 説明

東大門
大昔はここが正門だったのだろう。     

鐘楼
         

太閤塀
豊臣秀吉公が作った土塀。説明   

本堂
社務所入り口を入った所。北側になる。堂内撮影禁止。

本堂の西側
1月15日はここで通し矢がおこなわれる。説明

南大門(太閤さんの遺跡)
秀吉公葬儀の時、外まで僧侶の列が続いたとか。

南大門の裏側
方広寺大仏殿の南門。右手前は三十三間堂敷地。   

法住寺
御陵への参道は門より外、左の細い道を入る。説明

後白河天皇御陵
訪れる人は稀なのだろう、ひっそりとしていた。