HOME旅TOP>葵まつり

京都の三大祭の一つです。全ての人馬にフタバアオイを身に付ける為そこから葵祭となった。
下鴨神社と上加茂神社の祭礼で、古くは賀茂祭または北の祭と称し平安宮廷貴族の間では「まつり」と云えば葵祭のことであった。祭の特徴は、平安時代以来国家的な行事として行なわれた事で、数少ない王朝風俗の優雅な伝統がしのばれる。
祭の起源は今から約1400年前欽明天皇の頃 凶作が続き、卜部伊吉若日子を勅使として4月中酉の日に馬に鈴を付け人に猪頭を被らせて走らせ、祭礼を行なったところ五穀豊穣、国民も安泰になったのが始まりである。
その後は盛衰を経て明治17年旧儀に再興され、祭日も5月15日と定められた。
葵祭の祭儀は3日の流鏑馬神事・4日の斎王代御禊の儀・5日の歩射神事・12日の御影祭・15日の路頭の儀、社頭の儀とさまざまな儀式からなっている。
参加人数511名、馬36頭、牛4頭、牛車2基で、先頭から後尾まで1キロの列である。

友人の誘いで建礼門前の招待席で拝見しました。沿道でちょっと見物はしていますが一部始終を座ってみたのは初めてで、王朝絵巻にある衣装行列に夢中になりました。御所を10時30分に出発します。下鴨神社を経て上加茂神社に到着するのは15時30分です。
どちらの神社も旅のページ・神寺でアップしています。     2006.5.15

NO1

数千もの椅子席を探す。奥は建礼門。

警察騎馬隊が先頭を切って始まりである。

第1列隊。
招待席は端から2マス目で前から3列目。

4人が交代で担ぐ
   

向こうは槍か?手前は?わからない。

弓を持っていた。

黒い衣装は位が高いそうだ。足元に注目。
   

山城使と思われる。
馬は全国から調達する。

第2列隊
藁の靴?と草履の違いが位に関係するらしいが。   

牛車(ぎっしゃ)。御所車である。
勅使の乗用のもので牛がひく。

勅使。天皇の御使で、祭の最高位の人。
現在は宮内庁の掌典がつとめる。

馬は立派な飾りを付け、尾も飾っている。
騎乗するのは最上人級の武官。立派である。   

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